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http://gourmet.yahoo.co.jp/0000748611/

1907年創業の鰻の名店。浅草、初小川。
浅草に鰻の店はいくつもあれど、鰻丼(鰻重)が食いたくなったらここへ。
ちなみに「うなぎ料理」が食いたくなった場合は、この店から徒歩10分弱のところにある別の店へ。
もしくは、ぐーっと離れて中野にある店へ。

さて、創業100年超えのこちら。その店舗は外見も内装も、凄まじく昭和。戦前を偲ばせる。
まぁつまり、狭い、汚い、古めかしいw でもそこがいい。けっして建て直しなどしないでもらいたい。
とにかく狭いので、基本的には予約をしていった方がいい。
そして、メインの鰻重は出てくるのにとても時間がかかる。予約してても時間がかかるので注意。
鰻は時間のかかる食い物なのだよ。
酒のつまみはいくつかあるので、その辺をパクつきながら楽しく待つ。

まずは、きも焼き(¥630)。これでも30分くらいかかる。
かなり大振りなそれを、まずはそのままパクリ。濃厚な肝のうまみが口いっぱいに広がる。
そして山椒、一味を好みで。どちらも香りのいい一級品。

そして白焼き。
鰻も魚なのだ、ということを思い出させる食感。
鰻自体の香り、炭火焼きの香りが相まって、たまらなく食欲をそそる。

最後にうな重。小1時間かかる。
ちなみに白焼きも蒲焼きもこのうな重も、小・中・上、とあるが、つまりは小中大ということ。
うな重だけを食べるなら上(¥2310)でたっぷりと堪能する。
白焼きも食べるなら、それぞれ中(¥1785)でいいだろう。ただし、きも焼きは必須。
あと、肝吸いも必須。どんぶりで出てくるのに50円なのだ。口直しにもいい。

ここのうな重の特徴は、タレがサッパリとした辛口というところだろう。
甘ったるくなく、もたれない。さらりとした辛みと甘みの奥に、しっかりとした鰻の味を堪能できる。
山椒など不要。気が付けばそのまま食べきっているほどの軽さ。
いやまぁ、山椒風味も好きなので、俺は半分までそのまま食べて、半分山椒を振るが。

鰻の脂っぽさ、食感が苦手という人もいるだろうが、是非ここの鰻を食べてもらいたい。
あぶらっぽい、などという感想はまったく出てこないと自信を持って言える店なのである。

ちなみに、この店から徒歩3分圏内に、「色川」「前川」と、「川」の字のうなぎ屋が3軒もある。
たまにぼけーっとしてると、どこがどの店だか忘れてしましそうに……ならないけどw
でも、俺の行く店はこの初小川である。

少し前に中国産鰻などの問題が出て、しばらくの間、鰻を食うという感覚が減っていた。
だがやはり日本伝統の食文化はなくしてはならない。もっと頻繁に食いに行きたいものだw
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